３月のアレンジ

今回アップしたアレンジは３月のお花の会の時の作品なのですが　ある意味一生忘れられないアレンジになってしまいました。
２日にわたって行ったのですが　一日目と２日目がこんなに変わってしまった日になるとは。。。。
そう。３月１０日と３月１１日。
１０日はいうまでもなくいつもと変わらない日常の中での楽しいお花のひと時。
１１日。いつもなら１０日と同じような日だったはず。
お花を配り終えてさあ今から始めましょう！と　いう矢先に運命の瞬間がやってきました。
被災地からかなり離れた神奈川でも大きく揺れました。長い横揺れ、終わったかと思うとまた更に大きく揺れて。でようやく治まったかなと少し安心していたらまたすぐ大きな余震。
もうお花なんてできる精神状態ではありませんでした。
ただその時居た皆が思ったことですが　「皆と一緒でよかったねー！」。
ほんとにそうでした。

だけど、自分たちが体験した怖さなんて被災地の方々に比べたら無きに等しいものでしょう。
被災地の被害の大きさ、１ヶ月経った今でもまだまだ余震もおさまらず厳しい状況におられる被災者の方々の事を思うと本当に心が痛くなります。

昨日、福島に居る友人から写メールで　お庭の滝桜の新芽とムスカリが咲き誇っている様子を送ってくれました。毎日毎日余震がきて道路に亀裂が入ってきているらしい。
でもちゃんと春はやってくるのです。
そして余震に怯えながらも新芽やお花にちゃんと気付いてあげている友人に敬意を感じました。


　　
　
チューリップ、アネモネ、ラナンキュラス、ガーベラ、スイトピー、スターチス、麦、アスパラなど


　
被災地から離れた私達にできることは　限られてしまうけれど　できることはちいさなことでもずっと継続してやっていきたいと思っています。　明るい未来のために。。